中から足音が聞こえてきた。 「よぉ!」 「おお」 「悪いな急に」 「いや、別にいいけど」 「腹減ったからなんか食わして?」 「そうだと思った。夏季がここに来る時はいつも飯食わせろだもんな」 先生とお店の人の会話を下を向いたまま聞いていた。 「なぁ?さっき気になってたんだけど、お前の後ろにいる女の子、誰?」 お店の人の言葉に胸がドキンと高鳴った。