しばらく黙ったまま、部屋の中の星空を眺めていた。
「柚葉?」
名前を呼んでも返事がない。
俺の耳元に“スースー”と柚葉の寝息が聞こえてくる。
寝ちゃった?
腕枕をしていた腕をそっと外した。
家庭用のプラネタリウムのスイッチを切り、照明のスイッチを入れる。
柚葉の顔を見ると気持ち良さそうに眠っていた。
可愛い寝顔。
俺は柚葉の頬をツンと突く。
眉間に少しシワを寄せる柚葉の顔が可愛い。
俺は柚葉を起こさないように、ベッドから静かに出て、クローゼットからスウェットを出して着ると寝室を後にした。
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