「柚葉、立って?」
私は先生に言われた通りに立ち上がった。
先生も立ち上がる。
先生の胸元より少し下に私の頭があり、改めて先生の背の高さがわかる。
その時、身体がフワッと宙に浮いた。
えっ?な、なに?
先生が上から私を見下ろしている。
私の身体が横になってる。
もしかして私、お姫様抱っこされてる?
「先生?」
「柚葉、ちゃんと飯食ってんのか?めちゃくちゃ軽い」
先生はそう言ってクスッと笑う。
先生と密着した身体。
胸がドキンと高鳴る。
それがドキドキに変わっていき、先生にも伝わるんじゃないかと思うくらい私の胸はドキドキしていた。



