♩〜♩〜♩〜
「…………ん」
胸の上に置いたスマホがブルブル震えていて、それで目が覚めた私。
レースのカーテンから射し込む光に思わず目を細めた。
スマホを手に持ち、画面を見ると先生からの着信。
慌てて電話に出た。
「もしもし?」
先生とは何回も電話してるのに、いつも緊張してしまう。
『柚葉?』
「うん」
『もしかして寝てた?』
先生がクスッと笑う。
「えっ?あ、えっと……うん……」
『そっか』
「うん……」
『今、◯◯駅にいるんだけど……』
「えっ?」
『仕事終わって電話したんだけど出なかったから……』
「うわぁぁん!ゴメンなさい!」
私はスマホを耳に当てたまま慌ててベッドから降りた。
『いいよいいよ』
「これから行くから待ってて?」
『うん、わかった』
私は通話を終わらせて、それをバッグに入れた。
鍵を持ってアパートを出ると、急いで先生の待つ駅に向かった。



