お昼も食べ終わり、綾乃と他愛もない話をしていた。
「ねぇ?ゆず?」
「ん?」
「ヤった?」
「えっ?何を?」
「何を?って、わかってるくせに」
綾乃はそう言ってクスクス笑う。
でも私は本気でわからなかった。
「えっ?まさか、本気でわからない?」
「うん」
「もぉ!ゆずはどこまで純粋なのよ!」
「えっ?」
「だからぁ……」
綾乃は少し前かがみになる。
私も釣られて少しだけ前かがみになった。
「先生とセックスしかたってこと」
「えぇぇぇ!セッ……」
「ゆず、声が大きい!」
私の言葉を遮って、綾乃はそう言った。
屋上テラスにいた何人かの生徒がこちらを見ている。
急に恥ずかしくなってきた。



