「俺も嬉しいよ……」 俺はそう言って、再び彼女の体をギュッと強く抱きしめた。 「俺の彼女になってよ?」 「えっ?」 「ダメ?」 彼女は首を左右に振った。 「でも……私と先生は、生徒と先生で……」 世間的には俺たちの恋は許されるものではない。 それは自分もよくわかっている。 誰かにバレたら……。 もしかしたら彼女の未来を俺は奪ってしまうことになるかもしれない。 それでも……。 「そんなこと気にしてんの?」 俺はそう言って クスッと笑った。 彼女を不安がらせたらいけないと思ったんだ。