その時……。 後ろからドンっていう衝撃があって、一瞬、何が起こったのかわからなかった。 背中に伝わる温もり……。 首筋にかかる息遣い。 「…………せん、せ?」 衝撃の正体は私の体を後ろからギュッと抱きしめる先生だった。 一気に顔や身体中が熱くなっていく。 胸は今までないくらいドキドキしていて、今にもはち切れそうだった。 「何で……」 先生の私を抱きしめる腕にギュッと力が入る。 鼻を掠めるタバコの香りと甘い香り。 足に力が入らず、今にも倒れそうになる体。