「涼?」 「ん?」 天井に向けられていた涼の目線が私の方を向く。 いつもの優しい笑顔。 「私を抱いて?」 私は涼に抱きつき、耳元で囁いた。 涼は私の言葉に驚いた顔をすることなく、何も言わずに私を強く抱きしめると、ベッドに静かに寝かせる。 私の上にまたがる涼。 そして、私の方に少し体を倒して、顔の横に手を置いた。 涼の長い髪が前に垂れて、そこから覗く色白の肌。 プラネタリウムに照らされて美しく浮かび上がっている。 左手で私の頬を優しく撫でていた。