【先生×生徒シリーズ 完全版】プラネタリウムー先生に会いたいー





「香山先生はどうしてそこまで彼女が気になるんですか?」



この前、ここに来た時も彼女の事を言っていた。


それに今日も。


何がそんなに彼女の事が気になるんだろう……。



「私は別に桜井さんが気になってるわけじゃないわ」


「じゃあ、何で……」


「嫌いなだけ」



香山先生はそう言ってクスクス笑う。



「えっ?」


「なんか、あの子を見てるとムカつくんだよね」


「はっ?」


「教師は生徒を平等に扱わないといけないなんて綺麗事よ。教師は聖人じゃないもの。人間なんだから好き嫌いくらいあるわよ」


「本気で言ってるんですか?」


「本気よ?」



その時、ふと俺の頭の中にあの事が浮かんだ。




「香山先生?ひとつ聞いていいですか?」




俺は香山先生の目を見て、ゆっくりとそう言った。