「それは、どういう意味ですか?」
香山先生の言葉の意味がわからなかった。
「特別扱いってより、特別な目で見てるって言った方がいいかしら?」
香山先生の言ってる事に、なぜか俺の胸はトクンと小さく跳ねた。
「なぜ、そう思われるんでしょうか?」
「他の生徒と桜井さんを見る目が明らかに違うなと、望月先生を見ててそう思ったからです」
「そうですか?他の生徒も桜井さんも同じように見てますけどねぇ……」
俺の胸がさっきより更に高鳴っていく。
「そうかしら?」
香山先生はそう言ってクスッと笑った。
この人は何が言いたいのだろう……。



