「何で立ってんの?座ってれば良かったのに」 先生はそう言ってクスリと笑った。 「座って?」 先生にそう言われ、私は高そうな黒色の皮のソファーに座った。 でも背もたれを使うことが出来ず、深く座ることも出来ず、浅く腰掛けただけの状態。 「どうぞ?」 先生が私の前にティーカップを置いた。 「い、いただきます」 「ミルクと砂糖は?」 「あ、ストレートで大丈夫です」 私はティーカップを持って紅茶を一口飲んだ。 いつも飲んでる安いティーパックの紅茶と違って香りが良くて美味しかった。