玄関と同じでいい香りがする。
しかも広くて綺麗。
「散らかってるけどゴメンね」
そう先生は言ったけど、どこが散らかってるの?と思うくらい。
モノトーンで統一された綺麗なリビング。
本当に男性の一人暮らしなの?と疑いたくなりくらい。
「お茶淹れるから適当に座って?あっ!紅茶でいい?」
「あ、はい……。お構いなく……」
先生はキッチンに行き、私は座ってと言われたけど、なぜか座れないでいて、その場に立っていた。
しばらくして紅茶の香りがしてきて、ティーカップが乗ったトレイを持った先生がリビングに戻ってきた。



