【先生×生徒シリーズ 完全版】プラネタリウムー先生に会いたいー





「だ、大丈夫です……」



体調不良なんて嘘だから大丈夫に決まってる。


でも先生には本当のことは言えなかった。



『そうなんだ。良かった』



先生はそう言ってクスリと笑った。



『それから……』


「な、何でしょう?」


『マンションに来てたって本当?』


「えっ?えっと……その……」



これも香山先生が話したんだ。


私は何て言っていいのかわからず黙り込んだ。


もしかしたら先生は迷惑に思ったかもしれない。



『桜井、さん?』


「あ、あの……ゴ、ゴメンなさい!」


『どうして謝るの?』


「私、先生のマンションに行きました。体調を崩してるって聞いて心配で……だから、お見舞いに行こうと思って……。でも部屋番号がわからなくて……迷惑をかけてしまってゴメン、なさい……」



そこまで一気に言った後、目に涙が溢れてきた。