ピピピッ。目覚まし時計が鳴る。時刻は5時半、眠たそうにベッドから体を起こしたのは彩、中学2年生だ。
彩はすぐに着替えを済ませ、洗面所に向かった。
そこで取り出したのはドライヤー、それにブラシとピン、コテ。
手際良く髪をストレートにしていく。
そして最後はピンで横に流した長い前髪を留めてようやく朝食を食べる。
このように彩の朝はとても早い。
彼女は「行ってきまーす!」元気良くそう言って家を出た。