「ううん。貴女が側にいてくれたからよ。本当にありがとう。幸せになってね」
「…はい」
会話が一段落すると、先生は挨拶があるからと言って行ってしまった。
「…オムライスか…」
「オムライスがどうしたの?」
ふと零した言葉を拾われ驚き横を見ると、いつの間にか田中くんがいた。
「どうしてここに!?」
「由結が側に行って来いって言うから来た」
田中くんって前々から思っていたけど、急に現れる気がする…
「ねぇ、僕にオムライス作ってよ」
「えっ?」
吉田先生からオムライスについて聞いたため、私なんかが作っていいのか…



