「うん…ちょっと考え事」
「ふぅーん。でも、あんまり考え込まない方がいいよ。君はバカなんだから」
「えっ、バカ?!」
今それを言いますか!?
「そんなに頭の中で考えたってキリないよ。だったら直接なにか行動した方が早い」
田中くん…
不器用なりに私にアドバイスしてくれているんだ。
でも、そうだよね。
頭の中で考えたって答えなんて出ないよね!
「ありがとう!!」
帰り、宙に話しかけよう。
そして、宙が私の荷物を持つって言ったように私も持つんだ。
「君は笑った方が可愛い」
「ぅへっ!?」
さり気なく可愛いと言われて変な声が出てしまった。



