朝はそんな感じじゃなかったのに。
どちらかと言うと、私の方が宙とギクシャクしていたはずなんだけれど…
「誰が不審者だよ。この猿っ!」
「それは僕のセリフなんだけど」
てか、
「2人ともあっち行って!!」
うるさくて料理作るのに集中できっこない。
「「ちょ、ちょっと、それ、危ないから」」
ん?
危ない?
そう言われて視線を下ろしてみると、私は2人に包丁を向けていた。
「あぁぁぉあっ、ごめんね!!!」
慌てて包丁を台に置いた。
「だからやっぱり僕が側にいないと」
「いや、猿は黙って猿山に行けよ。ここは、〝彼氏〟の俺が側にいるから」
「はっ?宙くんウザイんだけど」
「俺間違ったこと言った?」
てか、喧嘩収まってないし!!
「ちょっと、2人とも!邪魔!!!喧嘩するならあっちでしてよね!!」
そんな時、愛奈が助けてくれた。
怒られた2人は大人しく撤退。



