「小松さん?」
途中で言葉を飲み込んだ私を不思議そうに眺めている。
…っ!!
最低かもしれない。
こんなこと考えていたら田中くんにますます嫌われるかもしれない。
だけど、今、一瞬──
先生がいなければよかったのに…
って思ってしまったんだ。
「…わ、私用事あったので行きますね!」
こんな考えをしてしまい私は逃げるように喫茶店を後にした。
そして真っ先に自分の家へと向かう。
ポツン──
その時、ポツポツと雨が降ってきた。
雨はすぐに酷くなり、傘を持っていなかった私はすぐにずぶ濡れになっていた。
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