「魔族に庇われるなんて、経験ないもの。・・・今までいろんなことがあって、色々と複雑な部分もあるでしょうけど、私にはある可能性が見付かった気がするの」 「それって・・・」 「彼よ。魔族と神族の古くからの関係をよく知らず、私や蘭ちゃん達とも繋がりのある風夜が魔族のトップになれば、すぐには無理でもきっと何かがある。・・・そんな気がする」 「・・・うん。・・・私もそんな気がします」 少し考えて花音も言うと、神麗は微笑んだ。