「!!聖羅様!」 それに反応した神蘭が聖羅を抱えるようにして、横に跳ぶ。 ほぼ同時に花音は封魔に抱えられ、光輝も白夜に抱えられたのが見えた。 そこから連続で襲い掛かってくる魔弾を避けるのに、抱えられた状態だった花音は目まぐるしい視界に目を閉じる。 そのうちに攻撃がやんだのか、花音は降ろされた。 「・・・大丈夫か?」 「・・・はい。ありがとう」 封魔に聞かれてそう返した時、再び強い殺気を感じ、上空を見上げる。 そこには宙に浮き、此方を見下ろしている牙王の姿があった。