もう一度、好きになってもいいですか

どきっ。




身体中に、緊張が走る。






…橋下涼太って………嘘……





あの日のことが、鮮明に思い浮かぶ。








もしかして、りょうちゃんなの…?






「橋下さん、一番後ろの席にどうぞ」



指定された席な座り、いきなり外の景色を眺める彼。




こんな普通の景色に、なんの興味があるんだろう?