もう一度、好きになってもいいですか

握られていた力が抜け、熱が冷えていく。







「ご、ごめんね……ちょっと、いろいろあって」





「…そっか」








僕には話せない事情があるのだろう。







「あの女の子って、春香…って言ってたよね…?」





「あぁ、『伊藤春香』だよ。涼太と同じクラスの」







どうして春香が気になるのだろう。