もう一度、好きになってもいいですか

「風邪ひかないようにしろよな!」



「じゃあな」



「またねー」



「ばいばーい!」







電車組の涼太と斗真達と別れて、徒歩組の舞花と私は歩き出す。






「今日も、大丈夫だった?」






不安そうに覗き込む舞花。