「でも、全然変じゃないよ? 黙っとく必要もないよ! 2人ともすっごい上手だったし! 誰この上手い人!って思って見たら2人だったからびっくりしたけど」 と笑顔で言ってくれた流莉に涙が出そうになった。 「それよりさ、さっきの何て曲?」 「あ、それ私も聞こうと思ってた! 初めて聞いたし!携帯に入れるから教えてよ!」 と梨咲が言った後に流莉が携帯を出しながらくいぎみに聞いてきた。 私と愛美は目を合わせてクスッと笑った。 「携帯で探してもないよ? だってあの歌、私が作ったの。」