「私は、魅音に生きていて欲しい。
だけど、魅音にとって声を出すことがどれだけ大切か
小さい頃から見てるから分かってるよ。
魅音の生きるど真ん中にいるのはいつも歌だったから。
だから、私は…何も言えない。」
愛美は私の目を見て真剣にそう言った。
「私は魅音がどっちを選んでもずっと魅音の傍にいる。
辛いものは半分もらう。」
愛美…
そこまでしてもらって私は何を返してあげられるんだろう…
ただ、今の私には愛美の存在は大きな支えだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…