ねぇ、聞いて。






「ごめん、でも…太陽のそばにいたいの。
私が太陽にしてあげられるのは、

傍で笑っていることだけだから。」


涙を貯めて言う私を太陽はギュッと抱きしめた。


「ごめんな…俺、絶対治すから…

でも、魅音の体調が悪いと俺は治療どころじゃねぇ…」


耳元でそう言う太陽の頭をサラッとなでた。


「ありがと…。私も早く体調戻すから頑張ろうね!!」

そう言うと太陽はそのままスヤスヤと眠り始めた。