「魅音…お前、喉引っかかってるだろ。
最近ろくに食べれてないだろ。」
図星だった。
私は最近喉に引っかかる違和感をさけるために大好きな野菜ジュースばっかり飲んでいた。
野菜ジュースすら飲むのがちょっと苦しくなった気がする。
しまった…。
今日コンビニに行ったらたまたま野菜ジュースが売り切れていて、
久しぶりにおにぎりを買った。
「…そんなことないよ」
そう言った私を太陽は怒った。
「じゃあ何で痩せてんだよ!
毎日会ってる俺が気づくぐらいだぞ!?
…頼むから嘘つくなよ
無理しないでくれ…
お前が倒れたら意味ねぇよ…。」
初めてだった。
こんな怒った太陽を見たのも。
こんな悲しい声を出す太陽も
初めて見た。
凄く申し訳なくなった。
