11月に入った。 夜、私は熱が出た。 朝起きると何とか熱は下がっていて学校に行くことにした。 「あ、魅音この薬飲んで。」 とママが渡してくれた風邪薬を飲もうとした。 「んっ、?ゴホッ…」 私は変な違和感を覚えた。 「どうかしたの?」 心配そうに私を見るママ 「何でもないよ、ちょっと引っかかった気がしただけだよ。 それより、今日音楽番組の収録じゃないの?」 「あっ!やばい!行ってくるね!」 とママは走って出ていった。