一週間前…
お父さんとカリニャの王様…リュウのお父さんは、久しぶりの再会をした。
お互い、国王という立場上、互いを行き来するのは何年かに一度だったらしい…
で……酒の席で盛り上がって…
たまたま…リュウと…私の話になった。
あまり子供の話をしない2人だったんだけど、その時始めて、リュウと私が同い年だと知ったらしい。
そこまではいいんだけど…
リュウのお父さんは占い大好きで…
それも自分で占って、城の色を全部塗り替えるほど…
要するに風水…?
ま、それは置いといて。
その自画自賛の占いで、息子…リュウの結婚相手は同い年じゃなければダメだって…
んで、リュウのことを全く知らない人じゃなきゃダメなんだって…
占いは絶対みたいで、リュウが言っても誰が言っても、その考えは曲げないんだって…
頑固オヤジめ…

