いきなりプリンセス




「ごっ!はっ!え!?」



とにかく謝っとこうと目を開けた瞬間、私の目の前に広がったのは…



下水道ではなく



花…?



花畑…的な?



「…お前…大丈夫か?」


花畑に圧倒されている私に、男の人が話かけてきた。



「おい?」



「はっ!はい!え!?私?」



「お前以外に誰がいる。」



そうっスね…



「えぇぇ~と…大丈夫だと…」



てゆうか、どこ?



「もうすぐ暗くなる、家に早く帰りな。」



家はどこ?



「あ…のぅ……?」



「なんだ?」



「ここは…どこでしょう?」



立ち上がったその人に問いかけてみた。