「っと…ととと…」
意味不明の一文字を言いながら、なんと持ちこたえようとする。
で…も……
「ちょ…ぎゃ!や!」
私の足は思った以上に言うことを聞かなかった。
あぁ…転んだ…これ転んだよ確実に。
《ピカッ!!ドドドドン!!》
その時、また雷がなって、私が必死に頑張ってるというのにジュンはさらに逃げ出した。
《グンッ》
「ひゃ!!」
力強く引っ張られたリードが手から離れたと同時に、私の顔面には地面が近付いた。
ん…?
地面が…
なぁぁい!!
「きゃあぁああぁ!!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…