いきなりプリンセス



「この時計…そなたが持っているということは…」



いうことは…?




「ユナ姫様は二度と、ここには帰ってこれんということじゃ。」




へ~……



「…ぅえぇ!?じゃ、あた、あた、あたし、あたしは?」



「そなたも同様じゃ。」


そんなサラッと言わんといて~…



「本来、その時計は力を使った本人が持っていなければならないのじゃ。」



「力?」



「そうじゃ、ほれ、ここに書いてあるじゃろ。」


いや、読めねーし。



「なんじゃ文字も読めんのか。仕方ないのぅ…」


この文字が読めないだけですー!



「ここにはな、異次元旅行をするための方法が書いてあるのじゃ。」



「異次元?」




「同じ時の流れの中で、この世界とは異なる次元に存在する世界じゃ。」


同じ時の流れか…