てゆうか…
「今、持ってるんですけど…」
「なっ……!!なんじゃと!?」
懐中時計を差し出すと、ミルトニア様はすごい剣幕で奪い取った。
「なぜ…これがここに…」
それはこっちが聞きたいです。
「まずいことになりおった…」
「まずいこと?」
ミルトニア様は私の問いかけに無反応で、また解読不能な文字だらけの本を読み出した。
「この時計がここにあるとダメなんですか?」
「………そうじゃ…」
ミルトニア様は小さくため息を吐いて、静かに話しだした。
私がこの世界に来た訳を。
元の世界に帰る方法を…
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