「じゃあな。」



「うん…ありがとう…」



あっという間に城について、ちょっと幸せな気分はすぐに現実に引き戻された。



あ~ぁ……また怒られるのか…




それよりも、イベリスが怖いままだったらどうしよ…






『…時間………戻す……』



えっ!?




……………




今……誰か何か言ったよね…?




時間って……





『ユナ様ー!!!!!』


《グワシッ!!》



「ぎゃっ!!?」



この…声は…



「フリージア!?」



「ユナ様~!!」



いつものごとく、力いっぱい抱きついてきたのはフリージアだった。



てゆうか……やっぱいるんじゃん。