「じゃあ、行ってきます。」
いつものスーツに着替えて、ビジネス真波。
今日は化粧のノリもいい!!
『はいは〜い、いってらっしゃい!!』
居候の彼、だいちゃんはパタパタと玄関までやってきた。
主婦かっつーの。
「だいちゃん、学校行くねんで?それから、ちゃーんと“自分の家”に帰んねんで?」
『わかってるって、まーちゃん!そんな、心配せんでえーの。』
コイツは本間に分かってんのか。
『まーちゃんは仕事頑張っとったらええの。それより、遅刻ちゃうん??』
「…!!そう、遅刻!こんなんしてる暇ないねん!じゃ、行ってきます。」
『ん、いってらっしゃ〜い!』
ほんまに、心配やわぁ〜
ってちゃうちゃう。
仕事遅刻しちゃう!!
