「香奈ちゃん、おはよう!」 私は立ち止まる。 …この声、嘘…もしかして… 私はバッと勢い良く振り返る。 「雪菜ちゃん…!?」 「え、何??なんでそんな驚くのー?」 「い、いやなんでも!おはよう!教室行こう!」 驚くに決まっている。あの頃の声、あの頃の姿のまま、目の前に現れたのだから。 雪菜ちゃんは一番仲の良いいわゆる親友だった。