これが、運命。




優衣はすっごく いい子で、すぐに仲良くなれた。


「ねえ、里奈は部活どうするの?」


あ。部活か…。全然考えてなかった。



「んー…どうしよっかな〜…」

「じゃあ 優衣と一緒に テニス部入ろうよ!」


優衣は、小さい頃から テニスを習ってるらしい。


「ごめんね。
あたし ちょっと体弱いから運動系は無理かなぁ…」


「えっ そうなんだ…残念、里奈と一緒にテニスできたら 楽しそうなのにっ」


優衣、テニスできるんだもんね。
かっこいいなぁ…。



優衣と一緒に居たら 本当に楽しくて、時間は一瞬で過ぎていった。


そうしてるうちに、もう夕方になっていた。