優衣は 大輝くんからくるっと背を向けて、手で顔を覆う。
そしたら大輝くんが、
「ん、優衣ちゃん、俺も 一緒に祭行けたらいいなって思ってた。
一緒に行こ?」
って言って、後ろから優衣に腕を回した。
「「「きゃーーーっ♡」」」
教室が換気の声に包まれる。
「めっちゃお似合いじゃん!」
「優衣、良かったね!」
「可愛いとこあるんじゃん〜!」
みんな口々に冷やかしてる。
大輝くんは 優衣を後ろから抱きしめたまま、耳元でなんか言ってる。
ーーなるほど、これが女慣れというやつか。
「里奈〜〜〜もーやばい、どーしよ〜〜♡」
優衣、泣くほど喜んでる。かわいい。
「4人で行くんじゃなくてデートになったねっ」
「あははっ」
