もしも彼女がいい子なら


まさか、偶然だよね

そんな考えが甘かった

顔が見えるあたりまで近づくと
私の心は絶望というものに支配された

そこに居たのは朝比奈と
友達と思っていた工藤愛美(kudou manami)

愛美は優しくて美人で
いい友達と思っていたのに

足が震えて声も出せない