【短編】君の声




同情のわけがないでしょ?

こんなに好きなのに。




精一杯笑顔で言う。








━━━クラッ……


「……あ、れ?」



突然、目眩に襲われて、

視界が真っ暗になっていった。























『………璃唯っ!!』



意識を失う直前、見えたのは、
私の名前を叫ぶ捺芽。










私の耳には聞こえないけど、
捺芽の声は私の心に届くよ。