真っ赤な顔で怒る百井くんの声を背中に受けながら笑って廊下を駆け抜けた、12月。 すぐに追いついた百井くんに背中からすっぽりと抱きしめられながら耳元で紡がれたのは――。 「オレのほうが大好きだ、バカ」 そんな、甘い甘い囁きだった。 *END*