私の恋はとても儚い者で儚いモノでした。


「それじゃあ卒業おめでとう!

  そして………

『かんぱーーーーい!!!!!』


グループを立ち上げてくれたリーダーさんの掛け声で大人組はアルコール、私たちのように未成年組はソフトドリンクで乾杯をした

真波先輩は一足先に集合場所にいた為、他の方々とすでに打ち解けて一緒になっております騒いでる


「しーちーかっ!そして怜くん!!ステッカーと言い今日のオフ会と言い本当にありがとう」

「いえいえ、小島先輩に会えて良かったっす。七花がいつもお世話になってるみたいで一度ご挨拶をと思ってたんで」

「いえいえ、ちょっと抜けてるけど一生懸命で真面目な良い子ですよ」


おほほ、あははと笑ってる二人
二人とも私の保護者かい!!って突っ込みたくなったけど大好きな二人が仲良くしてくれるのが嬉しいからそっとしておこう



アルコールを飲んでないのに私も怜も勿論他の未成年組の人たちもアルコールを飲んでるかのようにハイテンションで一緒になって騒いだ

今日集まった人たち18人でバンドの曲を端から端まで全部入れてとにかく歌って、喋って、笑って、本当に楽しい時間を過ごした


メンバーの皆さんと携帯の番号を交換してまた絶対やろうと約束して解散になった

私にとって忘れられない卒業パーティーになった