私の恋はとても儚い者で儚いモノでした。


私が今日バイトが休みだった為、午後の講義までの時間プラプラ遊ぶことにした。


私自身も今日は買い物と出来たらバイト先で見たかった映画を見ようかなくらいにしか考えてなかったのでちょうど良かった




「ねぇ、稜って年上?」


「そうだと思うよ。って、そういう事そういえば話した事なかったっけ?」


「うん」




いつも唐突な私だけど、今日もやっぱり唐突で怜には笑われた。うーんと首をひねりながら私の空いた左側に視線を送る怜




「そうだなぁ、見た目はシンに似てるかも?黒髪のシンって感じ、雰囲気だけなら」


「シン!?」




シンとは私たちが好きなは好きなバンドのベーシスト

凄く目立つわけじゃないんだけど、明るくて、お洒落で、バンドの盛り上げ役みたいな人。





「七花が好きな人に似ていてオレは本当に嬉しいよ」


「残念でしたー!私ボーカル推し!」




いつの間に稜に変わっても今までみたいに、あ!みたいな感じはなく、もうその場に居て話してる様な雰囲気になった


見えなくても、こうやってもうわかるんだもん
見えなくたって、姿形がわからなくたってそうやって存在してるんだもん


稜はくそーっと悔しがっているけど、私は可笑しそうに顔をのぞき込みながら無邪気に笑いかける





こうやって話せる時間がとっても大切に思う

いつまでもこうしてたいって思う


稜と出会って心がホカホカいつも暖かいんだ