私の恋はとても儚い者で儚いモノでした。





「そういえば怜ってさ兄弟とかいないの?睦月の事やたら可愛がってくれるけど」

「や、俺1人っ子。だから睦月が弟みたいで可愛くて仕方ないんだよな」




私はそれから少しずつだけど怜についていろいろ探ってみることにした。




「あ、稜が睦月見てみたいって」

「睦月も怜に会いたがってたし明日にでも遊びに来れば?」



稜の事も少しずつわかってきた
怜と会った日は必ず時間の範囲で2人で話すようにした



「良いのか!?」




あ、稜に変わった。
私はもう驚くこともなくなり、怜と喋る時と同じように話を続けた




「うん、稜だけ会えないのは寂しいっしょ?」

「やりー!ありがとな!
あ、今ならオレが頭撫でれるし!」




稜も稜で前みたいな遠慮がちな態度や表情ではなく、だんだん緊張が取れてきたのか最近で笑みを浮かべる事が多くなった
そしてやたら張り合うかのように私の頭を撫でる

笑い方も怜と稜だとやっぱり違う
怜は無邪気な少年みたいに笑うけど、稜は口端を少し上げて大人っぽく笑う

やってる事は変わらないのに怜は子供にするように頭を撫でるけど、稜は壊れ物にでも触れるかのように私の頭を撫でる



こんなにも違う

そして私は私で、なんだか稜に触れられてる時は恥ずかしい気持ちとくすぐったい気持ちで心がいっぱいになるんだ