私の恋はとても儚い者で儚いモノでした。




「オレね、幽霊が見えるんだ」


「は…?」



私はキョトンとしながら話している相手を見る
その顔があまりにも間抜けだったのか、怜は可笑しそうに笑いながら小さく安堵の息を漏らすとまた続ける



「小さい頃からね、怖い思いはしたことなかったんだけど見えてたみたいで…今はだいぶそういうのも減ったんだけどさ、見えるんだ」



「うん…怜が言うなら信じる」



「それで七花に出会う少し前に夜にコンビニに行こうとしたら電柱のところにいたヤツがいてさ、この世の終わりだみたいな顔してるから心配で大丈夫ですか?って、声かけちゃったんだよね…

そしたらソイツ、オレが見えるのか!?ってあまりにも必死だったから幽霊だってわかったのにうんって返事しちゃったんだ。

いつもなら絶対に声かけないんだけど、どうしてもほっとけなくて…」



「時々知らないところに話しかけたりしてたのは、幽霊さんが話しかけて来たから…なの?」


私はじーっと怜を見ながら真剣に話しかけるとこくりと怜は頷いた


「そう、怖がらせたくなかったから黙っておきたかったんだけど…」


そしてまた続ける