私の恋はとても儚い者で儚いモノでした。




「さて2人はどこかな?」


「あ!「いたぁ!!」」




会場に入り辺りをキョロキョロ見回していると、思いっきし腕を振ってる2人を見つけて思いのほか簡単に合流出来た。


荷物はクロークに預けたので携帯だけ電源を落としてハーフパンツのポケットにしまった



「っ、」

「怜…大丈夫?」


まただ
怜が真顔で舌打ちしながら耳に手を当てる
今日はまだそんな事なかったから、今日はきっと大丈夫なんて思ってた

もしかしたら怜は病気なんじゃ…?
そんな嫌な事ばかり私の頭の中はグルグルと思考が回る

2人は気付いてないようなので、こっそりと怜に耳打ちすれば怜が耳元に顔を寄せてきて



「もう平気だから安心して」




そう言う。
耳打ちすればすぐに離れて笑顔を見せてくれる怜をまじまじ見れば顔色も悪くは無さそうだし、いつもの怜に戻っていた



それからすぐに会場が暗転し
彼らが奏でる音楽と共にライブがスタートした。