「って言っても一時間ぐらいだけどね」

「いいの?ホントにいいの?」

「…うん」

「やったさすが!好きになって正解だった!やっぱ先生って、すげぇやさしい!」

「なっ」

「じゃあじゃあここ!この問題教えて!」


と早速突き付けられたのは数学の問題集。


「えっと…この問題は」

「うんうん」