食べ損ねちゃったのは残念だけど、久美ちゃんを始め、みんな本当に美味しそうにスイカを頬張っていた。 本当に、重さんには大感謝だ。 仲良くなった友たちと、美味しいものを食べて楽しい時を過ごす―――そういうことのひとつひとつが、子供時代の幸せな思い出になることは、よく知ってる。 だって経験済みだもの。 自分が愛情を持って与えてもらったことを、今度はこうして自分が与えてあげられるのが、少しくすぐったいけど、とてもうれしい。