見つめないで勉強しなさい! ~一途なチャラ男くんに愛されました~

意味深なウインクを投げ車内に飛び乗ると、重さんは軽トラックを急発進させた。

爆音を残して走り去っていく車体をしばらく見送って、私は小さく溜息をつく。相変わらず、豪快な人だ…。


それにしても。



(信じる、って…)



多希を恋愛対象として考えてみろ、ってこと?

そんなのどう考えたって無理よ…。



でも。



お父さんみたいな重さんの言葉は、胸にどしんとくるような重みがあった。