「ちょっと休んだって、迷ったって、絶対に目標までたどりつける。先生はそういうすげー人だよ。俺が憧れてやまない、好きでたまんない人だよ」 ばぁん 花火が咲く。 なんの変哲もない白い大輪の花火。 その輝きを照り返す多希の目を、私は深々と見つめた。